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日御碕神社 Ⅱ

現在の社殿は、江戸幕府3代将軍徳川家光の命によって、松江藩主京極忠高が寛永11年(1634年)に着手し、同21年(1644年)に松平直政が完成させました。

社殿は桃山時代の面影を残す権現造りです。

神の宮と日沈宮の両本殿の天井や内壁には、狩野派や土佐派の絵師によって極彩色の密画が描かれています。

また上の梁を支える蛙股には、縁起の良い動物や四季折々の植物などが、彩色された彫刻で装飾し施されています。

 

両本殿はじめ楼門や回廊など他の主な建物と、境内の石の鳥居などの石造構造物を含めて、国の重要文化財に指定されています。

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